💉犬ワクチン抗体価検査測れます❕❕
こんにちは、みずほ動物病院です🐶😸
多くの皆様が毎年混合ワクチンを接種していると思います。その中で
「混合ワクチンって毎年打たなきゃいけないの?」
「海外だと3年に1回でいいって聞いたことあるよ」
など様々な疑問をお持ちの方がいると思います。
今日はそんな疑問にお答えしていきます。
まず、混合ワクチン(以下ワクチン)が日本だと毎年接種な理由について。(初年度が3回の理由は母親からの移行免疫の関係なので今回は省略します)
結論「日本のワクチンメーカーが1年以上の検査をしていないから」です。もしくは「1年以上の検査で十分なワクチン持続頭数が得られなかった」と考えられます。
端的な話をすると「日本のワクチンメーカーが1年に1回の接種しか効果を保証してくれない」という事なんですよね。
その為、ペットホテル・トリミング・ドッグランなど公共施設を利用する際は毎年のワクチン接種証明書が必要となります。
そうなると、災害時の避難場所に連れていく際にも、ワクチン接種証明書が必要となる可能性が高いです。
なので、ワクチン接種で体調を崩したりしない子は、これまで通り毎年接種する事をお勧めします。
ただ、中には
・ワクチンアレルギーがある
・ワクチン接種で毎回体調崩す
・必要なければ毎年の接種はしたくない
という方もいると思います。
そこで、ワクチン抗体価検査の出番です‼
5種以上のワンちゃんの混合ワクチンの中には「コアワクチン」と「ノンコアワクチン」が混合して含まれています。
コアワクチンは
・犬ジステンパーウィルス
・犬アデノウィルス
・犬パルボウイルス
の3つになります。
抗体価検査ではこの3つのコアワクチンが身体の中にどれだけ残っているか調べます。
コアワクチンの抗体価が問題なかったら、その他のノンコアワクチンも、おそらく問題ないでしょうという証明になります。
全てのコアワクチンの抗体価が問題なければ、次回は1年後の検査もしくはワクチン接種で大丈夫です。
みずほ動物病院では院内でワクチン抗体価検査を実施しているので、当日検査結果をお渡しできます。また、ワクチン接種は体調崩した際の対応を考慮して午前中の接種を勧めていますが、抗体価検査は血液検査なので、時間帯も問いません。
気になる方、ご検討中の方はお気軽にお問い合わせください😊
※猫ちゃんのワクチン抗体価検査も実施可能です。(こちらは現在外注検査となりますので、数日お時間頂戴します)
こんな感じで結果が出ます。1番上の色を基準にアデノウィルス・パルボウイルス・ジステンパーウィルスがそれより濃いか判断します
証明書もきちんと発行します